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市井の人々

2022.01発行

クリスタリウムの雑貨屋さんと水晶公、そのお客様のお話。

webイベント「頭割りだョ!ヒカセン集合2022番外編」にて頒布。
サイズ
A6(文庫)
ページ数
本文92ページ
カバー
コート紙135K
表紙
色上質紙 びわ(超厚口)
遊び紙
シープスキン 白 80K
本文用紙
淡クリームキンマリ70K
フォント
しっぽり明朝9pt (行間:13.5pt/余白 上下内外:20mm 15mm 13mm 19mm)
印刷所
STARBOOKS様

note

webで不定期連載していた短編集です。
のんびり書いていたお話でしたが、暁月前に書き上げることが出来てよかったです。
水晶公や暁の面々とクリスタリウムの人たちとの関係性や距離感が大好きで、その空気感をクリスタリウムでお店を構える店主の視線から描いた作品です。「水晶公とお客様を見守る」がテーマ。
主人公が名もなきモブなので装丁はおとなしめに。遊び紙にトレーシングペーパーを採用し、うっすら次のページが見えるようにしたことで公や暁の面々の正体を知ることはない民の視線をイメージしました。本全体を通して、英雄たちが誰であっても民たちはいつでもここにいて、あたたかく迎えてくれるクリスタリウムの街を表現しています。