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碧い標

2021.06発行

レイクランドに突如現れた碧い塔とそれを召喚したという訳ありげな青年。
青年は出会ってきた全ての人々の願いと祈りを連れて、とある決意をする。
彼が「水晶公」となるまでの物語。

webイベント「頭割りだョ!ヒカセン集合2」にて頒布。
サイズ
A6(文庫)
ページ数
本文ページ
カバー
コート紙135K
表紙
色上質紙 びわ(超厚口)
遊び紙
い織り 赤 100K
本文用紙
淡クリームキンマリ70K
フォント
しっぽり明朝9pt
(行間:13.5pt/余白 上下内外:20mm 15mm 13mm 19mm)
印刷所
STARBOOKS様

note

5.3メインクエストを終え、水晶公という人を考えていて出来たお話で、はじめて書ききることが出来た長編です。
メインクエストの中で腕がクリスタル化していく時、とても痛そうにしていたところを見て、「既にクリスタル化している右腕も、過去に無茶をした影響で侵食されたのではないか?」と考えたのが直接のきっかけになりました。彼がノルヴラントに来た当初、どんな経験をしたのだろうという疑問。さらに、本編ではほとんど詳しい描写がなかった光耀教の考察が合わさって本作は組み上がりました。個人的なノルヴラント考というところでしょうか。暁月前にノルヴラント、水晶公に関する一つの答えを自分の中で導き出すことが出来てとても嬉しかったです。

装丁について。遊び紙は真紅に近い赤い紙を採用しました。手ざわりが少しざらっとしていて布っぽく、公のローブの生地をイメージしてみました。良い雰囲気が作れたので大満足しています。